社員を知る
本音で語る 社長×社員クロストーク

ジェイリースの若手社員が日ごろ気になっていることを、中島社長に直接インタビュー。「どんな質問をしてもOKです!」という社長の笑顔に背中を押され、仕事に関することから、プライベートまで笑いの絶えない本音トークが展開しました。




Q. 社長にとって、会社や社員はどのような存在ですか?
日ごろからお伝えしているように、会社は社員の皆さんの自己実現の舞台だと思っています。仕事はそれぞれが思い描く人生を実現させるための尊い手段ですから、社員一人ひとりが会社や仕事をどう活用していくかが大切だと考えています。
そして、社員の皆さんは、社長である私が最も幸せにしなければならない人です。社長の役割と責任は、社員の皆さんが物心両面で幸せになることに貢献することです。
ジェイリースは、人を幸せにするためのプラットフォームですから、そのためにプラットフォームである会社を強く大きく育てる必要があり、だからこそお客さまのお役に立ち、その対価をいただく必要があります。
大事なのは、仕事をして会社を発展させていく理由は、どこまでも社員の皆さんと関わって下さる全ての皆さまの幸せの追求のためであるということです。
私たちはみな自分の一度しかない人生の中で、この会社で出会っています。私にとって社員の皆さんは大切な存在…もっと言えば、人生をともに歩むパワーパートナーです。いつも同じことばかり言って恐縮ですが(笑)、これだけはブレません。
Q. 企業理念に込められた思いや、企業理念を決められた背景を教えてください
「全社員と私たちに関わる全ての人の幸せを追求する」という企業理念のコアメッセージは、私一人で決めたわけではありません。10年ほど前、社内公募で集まった社員の皆さんがわいわい話し合って決めたものです。当時私は座長として参加していたのですが、社員皆さんが大切にしてきた価値観を、社員同士がディスカッションを重ねて言語化したこの理念を、私は大変誇りに思っています。
私の祖父は私が幼いころからずっと「人は幸せになるために生きるんだ」と言っていました。ですからジェイリースの企業理念は、私自身の人生の理念とも完全に合致しています。私が社業に邁進し、人生の理念を実現することは、会社の理念を実現することにもつながっているわけです。そのおかげで、日々喜びの中で働けています。
10年前に、既に企業理念みたいなものはあったのですか?
これが企業理念といえるものはまだありませんでした。ただ、「威張らない、媚びない、やってみせる、やらせる」という教育4カ条や、ジェイリースソングはありました。これらにも会社のスピリットがよく表れているので、理念の原形はもともとあったということですね。
そういえば、企業理念策定のディスカッションでは、最初「幸せを実現する」となっていたのですが、「真の幸せはそう簡単に実現できるだろうか」という意見が出て、だったら「みんなで幸せを追いかける」にしてはということで、現在の「幸せを追求する」という表現になりました。
Q. 社長が人と話すときの笑顔が印象的です。何か意識されているのですか?
私は楽しいことが大好きなので、話すときはいつも相手と「楽しい時間を一緒につくりたい」と考えています。人は楽しいときにこそ、一番良いパフォーマンスを発揮しますよね。逆に「やらねば」や「やらされている」と考えているときは、萎縮して力を発揮しづらいものです。ですから、常に頭の中心に目的・目標を置きつつ、話す相手がより楽しくなるにはどうすればいいかを考えながら、言葉と行動を決めています。
いつも笑顔でいることを意識しているわけではなく、楽しもうという思いから自然と笑顔になるということですか?
「人は鏡」だとよく言いますよね。目の前の方が厳しい表情をされていたら、それはこちらのあり方の問題だと思うのです。
先日美術館に行ったら受付の方がとても暗い顔をされていたのですが、私が笑顔でいろいろと話しかけるうちに、少しずつ笑顔が出始め、最後は企画展への思いを話してくれました。
これは、自分の接し方次第で、相手に良い影響を与えることができるという事例です。その楽しさを自分が積極的かつ肯定的に働きかけることでつくり出したいと考えているんです。
確かに、私も以前、同じような経験をしたことがあります。今伺ったことを、今後の営業に活かしたいと思います。
Q. 次はプライベートについての質問です。よく食べる勝負飯はありますか?
勝負飯かどうかは分かりませんが、崎陽軒の『シウマイ弁当』は大好きで、週に5・6回食べることもあります。理由はとにかくうまい! 大分県民なので、大好きなシウマイだけでなく大分名物の唐揚げまで入っているのがうれしいですね。それからラーメンも好きで、社員さんとも食べに行きますよ。
私もラーメンが大好きなので、個人的におすすめラーメン店があれば教えてください。
大崎にある『らーめん 平太周』はおすすめです。20年前、新入社員のころ品川に住んでいたのですが、当時から妻と毎週食べに行っていました。背油チャッチャ系です(笑)。
『平太周』は、個人的に行きたかったお店なので、ぜひ行ってみます!
品川には不動産会社もたくさんありますから、あわせて営業も一緒にがんばってください(笑)。
は、はい!(笑)。
奥さまの手料理では何が好きですか?
タッカンマリです。韓国語で鶏一羽という意味ですが、その名のとおり鶏一羽を丸ごと鍋で似た水炊きのような料理です。タテギという韓国の伝統的な合わせ調味料を付けて食べるのですが、妻のつくるタテギがものすごく美味しくて…。「他にもレパートリーはあるのに」と言われながら、いつもリクエストしてつくってもらっています。
考えてみると自分の中で一貫しているのは、「好きになったものはずっと好き」ということですね。サザンオールスターズは中学2年生からファンクラブに入っていますし、タッカンマリもシウマイ弁当もずっと好きです(笑)。
私もそういうところは似ているかもしれません。ポン酢が好きで、餃子もお寿司も全部ポン酢で食べます。それから寿司は、回転寿司に行ってもずっとビントロしか食べません。スーパーで買うのもビントロだけです(笑)。
似ています(笑)。それでしたら好きなものがビントロ、ポン酢、そして、ジェイリースになるように、ぜひお願いします(笑)。
サザンと桑田さんの作品の中で、一番好きなアルバムは何ですか?
それは今日の質問の中で一番難しい質問ですね(笑)。しいて選ぶとすれば、デビューアルバムの「熱い胸騒ぎ」でしょうか…。あ、若い皆さんご存じないですか…。では、この話は終わります(笑)。
Q. 社長は普段から体を鍛えていらっしゃいますが、そのモチベーションはどこから来るのでしょう?
理由はただ一つ、「好きだから」です(笑)。基本的に、私は「〇〇せねば」と思って行動することは長続きしないと思っています。一方、「〇〇したい」という願望にしてしまえば、継続するのは簡単です。私はトレーニングや自転車に乗ることが好きなので、時間をつくって好きなことしているだけ。それが結果的に、健康管理や運動することにつながっています。
考えてみると、私は人も物も出来事も好きになる力が人一倍強いのだと思います。自分には合わないと思うようなことがあっても、それは自分の見る力が足りないせいだろうと考え、アプローチの仕方を変えてみたり、やりたくて仕方がない状態に自分をコントロールしたりしていますね。
アクティブに過ごされている社長は、お子さんが小さい頃どんな風に遊んでいましたか?
基本的には、子どもの行きたいところに行きましたね。動物が好きなので、遊園地と動物園が二大巨頭。大分の動物園も水族館も両方とも年間パスを持っていました。でも、ご飯だけは私が好きなところに連れていきますね。ラーメン屋にばかり連れて行くので、「またラーメン…」とあきれられていました(笑)。
Q. 日々の仕事やプライベートで、社長が心がけていることはなんですか?
人間は思考によって現実をつくり出すので、自分の思考を整理する時間(シンキングタイム)は積極的かつ計画的に設けています。例えば、私のスケジュールには、「考える日」という予定があります。本を読んだり、今日のように皆さんと楽しくコミュニケーションするインプットの時間とは別に、自分が成すべきこと、これから目指していくものを本気で考えてアウトプットする時間をつくるんです。自転車を漕いだり、散歩したりすることも自分と向き合い、そういうことを考える時間になっています。
Q. 最後に、社員に求めること、またこうあってほしいと思う姿があれば教えてください
組織のトップや会社が、社員個人のあるべき姿を出したところで、社員の方々が心からそうなりたいと願わない限り、実現するのは難しいと思っています。だから、私は常に社員の皆さんに「あなたはどうなりたいですか」と問い続けています。
それを実現するためのスキル・マインド・ノウハウを身につけるサポートをさせていただくのも社長の務めです。
そういう意味で、社長は社員の皆さんが幸せな人生をおくるための応援団長といえます。唯一共有してほしいのは、ジェイリースの理念とビジョンを実現するという目的だけ。走る道や走り方はそれぞれ違っていいんです。
皆さんの理解と協力のおかげで、社員一人ひとりが自分自身の人生の理念とビジョンを持って働くというあり方が広がりつつあります。貴重なご縁があってこうして出会えているわけですから、ジェイリースというプラットフォームを通して、虹色のようにキラキラと自分の色を輝かせながら、全力で各々の理想の人生に向かって進んでいきましょう。
私たちなら、必ずできますから。
※この記事は、2024年12月の取材をもとに作成したものです。