社員を知る
先輩後輩座談会「互いの成長を支えたサポーター制度」

入社したての不安な時期を、一人の先輩が丁寧に伴走してくれる仕組み「サポーター制度」。今回の座談会では、新卒社員としてサポートを受けた生井さんと、先輩サポーターの鈴木さんに制度を通じたエピソードや、それぞれの成長などについて語っていただきました。


Q. サポーター制度について教えてください。
弊社のサポーター制度は、新卒社員にサポーターがマンツーマンで営業行動するため、営業の経験を積めて、わからないことを気軽に聞けるのが利点です。
東京本社では新卒社員が4名おり、それぞれのサポーターが交代で新卒社員向けの勉強会を定期的に開催するなど、協力してサポーター活動を行っていました。
最初の営業同行では営業の内容も話している内容もまったくわかりませんでした。営業後にランチをしながらどのような営業だったのか詳しく説明してくださったのをよく覚えています。その商談の終わる時間がお店のオープン時間にぴったりで、行ったらすぐ座れて…。その瞬間、私のサポーターはすごくできる人だと確信しました(笑)。
私は、食べログの百名店を巡るのが趣味で、終わったらその店に行こうと決めていました。
オフィスでもサポーターの先輩とは席が隣なので、何かわからないことがあっても質問がとてもしやすかったです。商談ごとの記録の取り方もその都度教えていただきました。
サポーターは業務の指導以外にも、コミュニケーションという面で既存社員と新卒社員の橋渡し的な役割を担っていると思います。
Q. サポーター制度の期間中の仕事で互いに印象に残っていることはありますか?
生井さんが初めてテレアポが取れたときのことはよく覚えています。その日は別件で上司と外出していて、戻ると生井さんが「テレアポが取れました!」と報告してくれました。新卒社員の中で初めて取れたテレアポでもあったので、すぐに上司にも報告しました。
運が良かっただけだとは思いますが、社員の皆さんから「おめでとう」と言葉をかけてもらい、お祝いにお菓子まで買っていただきました(笑)。
テレアポはすぐ商談に繋がることが少ないので、「アポイントが取れたらラッキーくらいの感覚で電話をかけるといいよ」と最初にアドバイスしました。新卒社員のテレアポが取れた時は社員みんなで喜びますね。
テレアポが取れずに悩んでいたら、鈴木さんが声かけてくださり、語尾や言葉遣いなど丁寧にアドバイスをしてもらいましたね。
生井さんは感情が表情に出やすいタイプだからね(笑)。改めて生井さんのテレアポを見せてもらい、いくつかアドバイスをしました。
それまでは1人で考え込んでいたのですが、鈴木さんからのアドバイスでテレアポが取れなかった理由がわかり、また頑張ろうという気になりました。
Q. 互いに影響を受けた部分、成長できた部分を教えてください。
業務の質問を受ける中で、自分の理解できていなかった部分が明確になり、それを調べたり、他の社員に聞いたりすることで、私自身の知識の向上に繋がりました。
タスク管理の重要さと、何事も理由を考えながら仕事をすることの大切さを学びました。鈴木さんが一つひとつの業務について、なぜそれをするのかという理由を教えてくださったおかげで、仕事の優先順位もつけやすくなりました。
きちんと理解できているかどうかで、お取引先への説明の仕方や話す内容の説得力が変わってきます。背景がわかると理解度も変わってくるため、教えるときはその意味や意義がわかるよう説明を心がけています。
Q. 2人でよく行ったり、利用したりする場所はありますか?
会社から少し離れたところにあるビルのお弁当屋さんには、よく行きますね。社内のカフェスペースでみんな一緒に食べたりしています。
鈴木さんの同期の方や私の同期と一緒にご飯を食べに行ったりもしますよね。ジェイリースの社員がよく行くお店で、昼は定食があり、夜はお酒も飲める居酒屋です。営業の帰りにコンビニに寄って、お菓子やアイスを買ってもらうことも多いです(笑)。
私だけでなく同期もみんなそうですが、自分たちが先輩からしてもらってきたことを、後輩に対してしているという感じです。いつもよくしてくれる先輩に何か返そうとすると、「自分はいいから、後輩にしてやってくれ」と言われるんです。
社員の仲も良く、仕事が終わった後、先輩がよく飲みに誘ってくれます。飲みに行ったときは仕事の話よりも趣味の話などで盛り上がっていますね。
Q. お互いのことをひと言で言うと?
生井さんは、思ったことは何でも言うというか、思ったことがすぐ顔に出てしまうタイプ。そういう性格も含めて、社内でもみんなから可愛がられているよね。
確かに隠しごとはできないタイプです。課長もよく「元気でご飯を食べていればいいよ」と言ってくれます(笑)。鈴木さんは、頭が良くて、仕事の仕方もスマートという印象です。それから良い意味で遠慮がない。なんでもストレートに言ってくれるので分かりやすいし、話もしやすいのでありがたいです。
※この記事は、2024年12月の取材をもとに作成したものです。